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大王製紙エリエールレディスで優勝を決め、笑顔を見せるイ・ボミ=11月22日、福島県いわき市(高橋朋彦撮影)

 女子の国内ゴルフは先週行われた公式戦「ツアー選手権リコー杯」で韓国・申ジエが勝利して幕を閉じた。今季、国内公式戦「ワールドレディス選手権サロンパス杯」「日本女子オープン」はいずれもチョン・インジ(韓国)、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」はテレサ・ルー(台湾)。4つある国内公式戦は全て外国勢が独占した。

 日本勢のリーダー格である上田桃子は「ふがいない気持ちでいっぱい。この悔しさを来年以降にぶつけていきたい」と話していた。かつて米女子ツアーでは、韓国勢の席巻でファンがそっぽを向き、スポンサー離れも起こして“斜陽化”したことがある。

 今季の日本、7勝を挙げたイ・ボミが年間賞金2億3049万7057円を獲得し、賞金女王に輝いた。男女を通じて国内ツアーの史上最高額を更新。2010年以降、13年の森田理香子を除き、全て女王が韓国勢である。

 勝者もイを筆頭に申ジエ、アン・ソンジュ、チョン・インジ、李知姫、キヌ・ハヌルの6選手で17勝…。こんな現象が続けば、日本も米ツアーの二の舞いになりかねないが、目下のところは退潮ムードはない。
むしろ“韓国パワー”はスポンサー、ギャラリーには好評のムードさえあるのだ。

 イには鮮明な記憶が残る。10年に韓国で賞金女王となり、翌11年から日本に参戦。異国への旅立ちに不安があったが…。

 「びっくりしたんです。外国人選手の、韓国から来た私にもギャラリーの方が、日本選手と同じように応援してくれた。本当にうれしかった」

 “スマイル・キャンディー”と呼ばれる愛くるしいルックスを持つ。笑顔を絶やさずプレーし続け、ギャラリーの声援にも必ず手を挙げて応える姿が共感を呼ぶ。「日本の言葉と文化に適応するのは大切」と日本語も猛勉強、いまや訳を介さず日本語でインタビューにも答える。その順応性には驚かされる。

 無言で“友好”訴え

 今年7月、「日本で引退したい」という言葉を発した。言葉が一人歩きして韓国で物議を醸したこともあったが、「韓国のファンもとても大事…。自分を温かく迎えてくれた日本のファンの方への感謝の思いがあったんです」。その証拠にイはゴルフシューズを履くとき、左右の靴ひもを“赤と青”と別々の色で結ぶことがある。『赤の日本に青の韓国』というイメージカラー。無言で“日韓友好”を訴えているかのようだった。

 今季、日本ツアーで戦った韓国勢は、シード選手56人(永久シード含む)のうち14人。最終選考会でほぼ全試合に出場できる上位40人の中にも6人。かつて、韓国勢は選手同士が群れて孤立感があった。

 試合を主催するスポンサーへの“恩返し”であるプロアマ競技でも、韓国勢には「日本語を話さず、レッスンもしてくれない」という苦情もあったが、いまは、どの選手も日本語を話して日本のしきたりで自然に接している。最近、ちょっとかわいいだけで、すっかり“勘違い”している日本選手が目立つ中、韓国勢の評判は上々なのである。

 過去3度の賞金女王に輝いたアン・ソンジュは、テレビのアニメなどで日本語を覚え、「日本の試合は素晴らしい環境で開催される。妙な差別もないし、どこに行っても安全だし、私たちに優しい。恩返しするのは当たり前…」と日本に溶け込む努力を惜しまない。

 日本と韓国…。11月初旬、安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の首脳会談が実現したが、まだぎくしゃくした関係は続く。韓国・中央日報電子版(11月3日付)によると、韓国の対日輸出は今年に入って10月までに前年同期より21.1%減少、韓国を訪れた日本人観光客も、同じく9月までは約130万人と昨年同期比23%の減少と冷え込んだ。

 「プレーでお役に」

 ある主力選手が言った。

 「日本と韓国がもっと仲良かったらいいなって思うことはたくさんある。けれど、スポーツ(の世界)では関係ないし、ファンの方はすごく応援してくれる。私たちがプレーすることで少しでもお役に立てれば…」

 こんな“スポーツの力”は意外に強い。日韓関係改善の起爆剤になるかもしれない…。
 
(産経新聞特別記者 清水満)
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/151202/cpd1512020500002-n1.htm

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