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(イメージです。)


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:2015/11/30(月) 18:18:29.62 ID:
冷たく、陰鬱(いんうつ)な雨が落ちていた。日曜の午後、公園に人影はなく、辺りには100人を優に超える警察官が取り囲むようにして集まっている。

住民とおぼしき中年男性が声を掛けてきた。

「デモがあるんだって? どれくらい集まるのかな」

これから始まろうとしていることが近隣に伝わっていると知り、息をのむ。1時間もすれば見慣れた顔がそろい、日の丸を手に「朝鮮人をたたき出せ」などと叫び声を上げるはずだ。

「この辺は韓国人が多いからな。でも、ずっとここに住んでいるんだ。出て行けなんて、どういうつもりなんだ」。男性はこちらの顔をのぞき込むようにして続けた。「ところでおたくは反対派かい?」

のち、男性がデモの標的である在日コリアンの一人だと知り、その醜悪さをあらためて思った。8日、川崎で11回目を数えるヘイトスピーチ・デモが行われようとしていた。それはまた、いつもとは違うコースで計画されていた。

悪意

最初の警告は2日前、ツイッターで発せられた。

〈ここ一両日で桜本商店街にリークされた情報を地元関係者および、当方で調査したところ県警は明確には認めませんが、川崎コリアンタウンである桜本商店街の目の前をヘイトデモのコースとしていることが、ほぼ確実な状況となっています〉

クラック川崎。差別デモがあるたびに駆け付け、抗議の意思を示し、参加者に非難の声を浴びせる「カウンター」と呼ばれる人たちのつぶやきだった。

過去10回のデモは公園から大通りに出て市役所や繁華街の前を横切り、JR川崎駅へ向かうルートで行われてきた。それが今回は在日コリアンが数多く住むことで知られる川崎市川崎区の桜本地区を通るのだという。
 
以下略

http://www.kanaloco.jp/article/135747