イメージ すれ違い 水 

1
:2014/03/25(火)10:33:17 ID:
〈取材ノート〉こんな時代だからこそ、朝大に

取材ノート人生に「原点」があるとすれば、個人的にそれは朝鮮大学校時代ではないかと考えている。朝大には学生たちの多様な好奇心と感受性を尊重する環境がある。その中で、現在と未来に繋がる自分の軸を導きだすことができたからだ。

朝大第56回卒業式(9日、同校)の現場では、今年も学生たちの朗らかな笑顔が咲いた。学生時代の経験を糧に、教員、税理士、研究員、留学、地域活動家など様々な進路へ舵を切った卒業生たち。未来予想図はそれぞれでも、みなが「誰かのために」「何かのために」という明確な目的意識を持って前に踏み出そうとしている姿が印象的だった。

取材を通じて、朝大生活の魅力を改めて感じている。

「一人ひとりの個性を尊重し、学生たちの情熱を全力で後押ししてくれる大学」。ある保護者は、4年間の間に見違えるほど成長した息子の姿に感謝の言葉を口にした。入学当初は就職問題を危惧されて「こんな時代に朝大に送るなんて」と周囲から反対されたという保護者。しかし朝大の規則正しい寮生活を通じ「息子は自分のために本気で叱咤激励する友人、学生のやる気を全力で支える教員と出会った。自分の軸を持ちながら他人を思いやる社会性を持つ青年に育ててくれた」ことに心から感謝していると話す。

「自分の立ち位置を明確にわかっていなければ、正しい方向に向かって努力を積み上げることもできないはず」。朝大時代に恩師から繰り返し聞かされた言葉は、社会経験を通じて強く実感している。

例年より約2週間も遅く春一番が吹いて、新生活はもう間近。「どこにいっても朝大の卒業生として自覚をは忘れずに頑張りたい」と清々しく語る後輩たちの姿に、襟を正される思いがした。(周)

http://chosonsinbo.com/jp/2014/03/0324ml/