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(イメージです。)


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:2015/08/18(火) 13:22:50.82 ID:

17日付の台湾ETtodayは、日本人の女子留学生が車内に忘れた携帯電話をわざわざ届けに行った台湾のタクシー運転手を紹介した。

タクシー運転手本人がフェイスブックに投稿したところによると、日本人の女子留学生を乗せたのは16日。一行5人は中国語が話せず、行き先を聞き出すだけでも苦労した。
 
1人がスマートフォンの地図を見せ、ようやく「成功大学」に行きたいのだと理解した。

5人は下車してからも「謝謝(ありがとう)」を連発し、礼儀正しかった。運転手は「言葉が通じないから何台も乗車拒否されたのかも。ようやく目的地に来られてうれしかったのだろう」と思った。
 
その後、しばらく走っていたが、急に思い立って車内を点検すると、白い携帯電話が見つかった。画面にはかわいい女の子の写真と日本語。すぐに「今乗せたあの女の子たちだ」と分かった。

とりあえず5人を下ろした成功大学まで戻ってみたが、5人の姿はなかった。正門前で10分ほど待ってみたが、紛失に気付いて電話をかけてくることもない。
 
「最悪でも警察に届ければよい」と開き直った時、遠くに女の子の一群が歩いているのが見えた。
 
「あの子たちに違いない」と思った運転手は「軍で鍛えた俊足」で猛ダッシュし、女子留学生たちに近づいた。

女子留学生たちも運転手に気付いて、驚きと嬉しさで絶叫した。

 
携帯の落とし主は泣き崩れて言葉にならない。運転手は「私に抱きつこうとしてきたように見えたが、万が一そのつもりではなかったらと思い、抱きしめるのを避けて握手しながら『大丈夫、大丈夫』と肩を叩いた」、「彼女たちは台湾に来たばかりなのだろう。
 
台湾人の温かさを感じてもらえたと思う。これからの台湾生活も順調でありますように」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000030-xinhua-cn