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:2015/08/15(土) 07:32:57.78 ID:
 光復(植民地支配からの解放)から半世紀以上、韓国経済は躍動してきた。韓国経済に対しては、無謀なほどに楽観論があふれていた。しかし、高度成長期が終わり、潜在成長率が低下する低成長局面に差し掛かった上、1997年の通貨危機、2008年の金融危機を経験し、経済の構成員は自信感をかなり失った。

 本紙とソウル大アジア研究所が共同で実施した「光復70年国民意識調査」の経済部門でも同様の傾向は明らかになった。韓国の今後の経済状況については、悲観論が楽観論を圧倒した。現在よりも経済環境が悪化すると考える回答者が改善すると予測する回答者の2倍近くいた。

 今回の調査では、「10年後に韓国の産業が活性化され、失業者が減少する」と楽観する人の割合は37.0%にとどまった。一方、63.0%が「10年後に韓国の産業が低迷し、失業者が増加する」と悲観的な見方を示した。
 
10年前の調査では、同じ質問に対し、54.7%が楽観、45.3%が悲観していた。

 その結果、貧富の差が拡大すると考える人が10年前よりも増えた。10年前の調査でも貧富の差が貧富の差が拡大すると予測した人は68.8%おり、拡大しないとの回答(31.2%)の2倍以上に達していた。
 
今回の調査では悲観的な回答がさらに増え、70.6%が「10年後に韓国社会の貧富の差が拡大する」と答えた。「貧富の差が縮小する」との気とは29.4%にとどまった。

 現代経済研究院のイ・ジュンヒョプ経済動向分析室長は「景気が良かった2005年とは異なり、今年は中国発の危機などで韓国経済が長期的低成長に入った点、家計と企業の所得格差が拡大している点などが反映された格好だ」と分析した。

 自分の職業が安定しているかという質問では、10年目の時点では「安定的」(51.7%)が「不安定」(48.3%)との回答を上回っていた。しかし、今回の調査では職業に対する不安感がさらに高まった。
 
自分の職業が「安定的」と答えた人h40.7%にとどまり、59.3%が「不安定だ」と答えた。不安定と答えた人を年齢別に見ると、20代と50代以上が30-40代よりも多かった。

 檀国大経済学科の金兌基(キム・テギ)教授は「青年は働き口を得ることがさらに難しくなり、中年・壮年層が引退圧力を受ける現在の労働市場の現状を表している」と指摘した。
 
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/13/2015081301924.html