1:2015/08/11(火) 12:18:04.66 ID:
ヒロヒト日王は1945年8月15日、無条件降伏をした後9月2日ミズーリ号艦上で9月2日降参調印式を持った。そして9月27日マッカーサーはヒロヒトを呼んで会心の写真を一枚撮影した。すべての装飾を除いて不安げに立つヒロヒトの頭はそびえ立ったマッカーサーの肩の高さにかろうじて達し、矮小でみすぼらしく見えた。

この写真を見た日本人たちはマッカーサーが総督として君臨し日本は敗戦した事実を骨に凍みるほど実感した。これは70回を記念する韓中日の行事と感慨を異にする。韓国の光復70周年は淡々とし、日本は過去を洗濯してあたかも戦勝国の様な安倍談話を14日に出す。中国は9.3日、ロシアのプーチンなど各国大統領、総理などを集めて日本ファシズムを非難する第1回戦勝節を開く。中・日の歩みは彼らが何のカードを広げようとするのか、国際社会の耳目が非常に集まる。

中国戦勝節には果たして何カ国の首脳が参加し、習近平を得意にさせるのかが気になる。安倍談話の内容は韓国と中国が希望した様に出てくるのか首を傾けてカンニングしたがる。韓・中がその程度ならエクスキューズ(excuse)できると思えば、つまり内容が偏っていなければ、韓中日首脳会談が10月頃、可能になるという観測だ。

それでは韓国は何のカードを握っているのか?私たちにはそれが分からない。サード(thaad)の薬効も蒸発してしまってない。はっきり言って光復70周年は何も大したことはないのか?ところが、相対的に中国、日本の勢いが強力なようだから100年溜まった狼狽の記憶が思い出されて京元(キョンウォン)線復元工事程度では気に入らないという。

人間は今が困難であれば胸がすく未来が懐かしく、占いでも見たい様だ。時間を長くとって光復100周年、すなわち2045年頃に行ったらどうだろうか。その時には統一韓国になっているだろうか。韓国が中国、日本に大声を張り上げられる様にはなっていないだろうか。そうだ。数年前、ゴールドマンサックスがそれにぴったり合う報告書をだしたことがある。

2050年頃になれば韓国は統一されて韓国、北朝鮮1人当りのGDPが8万ドルをはるかに越え、米国に次ぐ世界2位に伸びるというのだ!統一韓国の経済力を英国、ドイツより一次元上に置いた。どれほど痛快な光景なのか。この報告書を作った張本人はブリックス(BRICs)という用語を作ったジム・オニールだから一層信じられるようだ。だが、近ごろブリックスは低迷しオニールはゴールドマンサックスを離れた。(中略:中国、ドイツなどの状況)

ゴールドマンサックスの統一韓国報告書には一つの条件がついている。韓国のGDP成長率が相当期間7%以上を持続すれば世界2位になれるということだ。ところが今、韓国の看板企業の崩れる音が騒がしい。人口絶壁、雇用絶壁、重厚壮大産業絶壁等等...どんな変数を入れてみても危険な状況とみられる。

どういう方法で7%成長を相当期間維持するというのか。朴槿恵(パク・クネ)大統領は先週、労働改革など4大改革を強調した。サービス産業を育てて青年の働き口を用意するとも言う。良い方向性だ。しかし、中長期体系ではなく即興的に見える。世界的にほどほどの国で'2020年戦略'がない国家は韓国だけだ。米国、英国、オーストラリア、カナダ、フランスのような国々は全部'未来戦略団'を国家が運営して国家の将来を設計する。さらにフィンランドも4年ごとに'未来15年プラン'を修正して議会に報告する。

議会にその機能を置く国も多い。それに比べれば韓国は5年単任大統領が即興性展示行政に埋没してきた。このまま行けば光復100周年、2045年になっても統一はさて置き、ゴールドマンサックスの祝福は大きくはずれかねない。今年、光復70周年は率直にいって寂しい。戦略と対応がないことにともなう悪業の報いだ。韓国の国家運用戦略の一大転換が必要だ。そうでなければ韓国の運命は周辺国、カンニング国だけだ。

[キム・セヒョン主筆]

ソース:毎日経済(韓国語) [キム・セヒョンコラム]光復(解放)70周年、そして2045年
http://news.mk.co.kr/column/view.php?year=2015&no=766132