1:2015/08/05(水) 00:16:18.06 ID:
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▲昨年のアジア大会サッカー男子の日本-韓国戦で、伊藤博文を暗殺した運動家、安重根の顔を描いた旗が掲げられた=仁川(共同)

 「日韓戦」という響きに過敏にリアクションを示すのは、日本よりも韓国の国民であることに疑いの余地はないだろう。過去にはサッカーの代表戦でなくても、日韓関係が一触即発になることもあった。中でも問題になってきたのは選手同士のラフプレーではなく、サポーターによる“言いがかり”のような心ない言動の数々だ。中国・武漢で開催中のサッカー東アジア杯で両国は5日夜、久々に顔を合わせるが、慰安婦問題などで両国の関係修復がなかなか進捗しない中、禍根を残さぬ「大人の対応」を望みたい。

「傷口に塩を塗る」行為

 日本人ほど忘れやすい国民はいないといわれるが、「地震のお祝い」は痛恨の極みとして東日本大震災の被災者のみならず、多くの日本人の心を深く傷つけた。4年過ぎた今も「嫌悪感をぬぐい去ることができない」などと怒りを鎮められない日本人がいるほどだ。

 2011年9月、アジア・チャンピオンズリーグのセレッソ大阪vs全北現代(韓国)戦。未曾有の惨事となった東日本大震災からわずか半年しか過ぎていないというタイミングで、「日本の大地震をお祝いします」と日本語で記されたメッセージが掲げられた。韓国のサポーターによる行為と見られ、試合中にセレッソからの抗議を受けて取り外されたが、その非常識ぶりに「日韓の溝」は修復しがたいものになった。

「粘着質」はトレードマーク?

 韓国では歴史的に「反日」が国是のような感があるが、一方でフィギュアスケートの女王キム・ヨナが自国民に観戦マナーの改善を訴えたことは記憶に新しい。選手からも韓国の応援のあり方に「違和感」を持たれていることは確かなようだ。

 キム・ヨナ発言の後、観戦マナーが改善されたかどうかは不明だ。5月末に開催された剣道の世界選手権(日本武道館)男子団体決勝での日韓戦で、負けた韓国剣士による武道家らしからぬ行為が散見されたほか、「敵地判定」の言いがかりも付けられた。しかし、観戦マナー自体は「3年前のイタリアでの前回大会に比べると、改善されていた」との声も聞かれた。

 9日間の過密日程で開催されている東アジア杯は「三国志」ゆかりの地として知られる武漢を舞台に、日本、韓国、北朝鮮と開催国・中国による総当たり戦を行い、順位を決定する。大会の位置づけという点では、ワールドカップ(W杯)や五輪に比べると、規模だけでなく格付けでも劣るが、アジアのライバル4カ国が直接、火花を散らすという意味では一触即発の事態も憂慮され、中でも日韓戦は「ピッチ外」の動向に要警戒だ。

ソース:産経ニュース<韓国サポーターよ「大人の対応」を! 運命の一戦、キム・ヨナの願いは届くのか?>
http://www.sankei.com/premium/news/150801/prm1508010006-n1.html 

=管理人補足=
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