1:2015/07/31(金) 22:45:56.98 ID:
ロッテのお家騒動を初めて知ったのは日本メディアを通じてだった。今月28日午後、日本経済新聞が辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)総括会長の解任劇を報道し転末が公開された。その時まで韓国ではまったくニュースがなかった。日本ロッテホールディングス理事会が開かれた事実自体を知らなかったので本当に青天の霹靂だった。

日本ロッテホールディングスは日本法人で日本側の情報量が多いのは当然かも知れない。しかし、韓国でロッテグループは財界順位5位の企業集団だ。流通・食品・建設・石油化学から金融まで韓国経済で大きな比重を占める。そのような財閥総師の席が私たちがまったく知らない間に二転三転していた。大グループの運命がソウルではなく東京で日本法人によって決定される事実が複雑で息苦しく感じるほかない。

私たちはロッテガムをかみ、ロッテリアハンバーガーを食べ、ロッテマートで買い物をし、ロッテシネマで映画を見る。ロッテグループは消費財産業を中心に系列会社79カ所を率いている。ロッテほど国民みなの生活の中になじんだ企業ブランドはない。だが、支配構造は企業イメージと正反対だ。今回の事態を見ながら人々はロッテオーナーシップの深層部がそのようにベールに包まれている点に衝撃を受けた。

あまりに多くのことが不透明でこれから誰がロッテグループを率いるのかさえ分からず、不確実性でぎっしり埋まる。1次戦はシン・ドンビン会長の勝利だったが、これから起きる持分戦いの勝敗は予想さえ難しい。誰がどれくらい持分を持っているのか隠れた部分が多いからだ。そのミステリーの真ん中に日本'光潤社'がある。

従業員3人のこの小さい非上場企業が支配構造の最上位の持株会社の役割を果たしている。ロッテグループの支配権を左右する核心企業だが、光潤社の所有構造は秘密だ。日本会社法上非上場企業は持分公開義務がないからだ。数日前、理事会でクーデターが起きた日本ロッテホールディングスもやはり持分構造が公開されたことはない。様々な推定が出ているが、シン・ギョクホ会長と二人の息子の持分がどれくらいになるのか誰も正確には知らない。

出資関係で重要な位置を占める日本ファンド'L投資会社'もミステリーだらけだ。このファンドはホテルロッテの持分を72%も保有しているが、実際の所有主が誰なのか知られていない。正体不明の日本ファンド(L投資)と秘密だらけの日本企業(光潤社)がロッテグループの支配構造を左右するわけだ。

韓国ロッテの持ち株会社格であるホテルロッテの日本側持分率は99%に達する。ロッテグループの運命が全面的に日本側の株主らの意志にかかっている構造だ。韓国と日本のロッテグループは各々独自経営とされるが、実体を見れば日本側が韓国ロッテを支配する格好だ。財界5位の大財閥の支配構造がこのように日本に従属していてもかまわないのだろうか。ロッテグループの事業主力は韓国側に移ってきたし韓国ロッテが日本より20倍も大きい。それでも日本側から韓国ロッテを支配する姿はいくら見ても正常ではない。

ロッテグループオーナーらの正体性も不確かなのは同じだ。長男のシン・ドンジュ前副会長は日本で育ち61才になった今まで日本だけで活動した。成人後、韓国国籍を取得したとしても国内には人脈も根拠地もない事実上日本人だ。もし持分争いでシン前副会長が勝てば、ロッテグループは'日系'企業になるのか。国民感情がどこまで容認できるだろうか。
 
>>2-5のあたりに続く

[出処]本記事は朝鮮ドットコムで作成された記事です

パク・ジョンフン副局長・デジタルニュース本部長

ソース:朝鮮日報(韓国語) [パク・ジョンフンコラム]財界5位ロッテグループの秘密にサイン正体性
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/30/2015073003650.html

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