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:2015/07/30(木) 22:04:35.66 ID:
人民元を国際通貨に?慎重姿勢の米国と日本が“最後のもがき”を見せる―中国メディア
FOCUS-ASIA.COM 7月30日 21時56分配信

中国・環球時報は30日、人民元に国際通貨としての地位を与えないため、米国と日本が最後のもがきを見せていると報じた。

日本メディアは25日、「国際通貨基金(IMF)の内部にも人民元を自由な取引を条件とした国際主要通貨とするのは時期尚早だとの意見がある」と伝えた。

消息筋は、米国と日本が「人民元の国際化は慎重に議論する必要がある」との立場だと指摘。

一方で、フランス、ドイツ、英国は「人民元取引の自由化を促すためにも、世界の主要通貨として『特別引き出し権(SDR)』の構成通貨に採用するべきだ」と考えているという。

SDRはドル、円、ユーロ、ポンドの主要4通貨を合わせて設けた仮想通貨のようなもので、経済危機で外貨が足りなくなったIMF加盟国は、SDRと引き換えに他の外貨準備を豊富に持つ加盟国から4通貨のいずれかを融通してもらう仕組み。IMFはこのほど、SDRの構成通貨に人民元を加えるかどうかの議論を始めた。

ただ、中国の専門家は「人民元をSDRに加えるかどうかの投票手続きには大きな不確定性がある」と指摘した。米国と日本が全体の23%の投票権を握っており、中国の投票権はわずか3.82%。米国と日本が人民元をSDRに加えることに対してどのような態度をとるかは不透明だという。

(編集翻訳 恩田有紀)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150730-00000040-xinhua-cn