1:2015/07/26(日) 16:19:43.87 ID:
■イ・ユニョン、"伝統美生かした「ポジャギアート」 世界化を夢見る" <インタビュー>ポジャギアートデザイナー「ポジャギ花」代表
http://www.sisaon.co.kr/news/articleView.html?idxno=33629
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(写真)イ・ユニョン代表がポジャギを活用した包装の結び目について説明してくれている。イ代表はインタビュー中、様々な色彩の布で誰でも簡単に真似できる包装方法を教えてくれた。彼女が見せてくれた
包装方法は思ったよりも簡単だった。正方形状の布で、見事な形の手さげバッグは香草や本などを入れて知人へのプレゼントとして良さそうに見えた。ポジャギを利用して作った花結びと蝶結びなどは、イ代表が直接発明した技術だ。

今や韓流文化時代だ。韓流はK-popを皮切りにドラマ、映画、食べ物、化粧品まで世界化で通じている。韓国の文化が新たに注目されているのだ。

しかし、いざ忙しい日常に疲れた韓国人たちは昔から携えてきた伝統的な趣を忘れて過ごしている場合が多い。その一つがまさに私たちの生活と密接に関わった「ポジャギ文化」だ。

ポジャギとは一般的に単純に荷物を包む「布、生地」で連想されがちだが、何か品をポジャギで包む「用途」が、しっくり当てはまるように見える。我々の生活にそのまま根付いている韓国固有の伝統文化の一つだ。

今、このポジャギの生活文化を大衆に知らせ、世界的に普及するために努力している人がいる。伝統の趣を継承させようとポジャギ芸術を伝播する「ポジャギアートデザイナー」イ・ユニョン代表が、その主人公だ。

-ポジャギアートを始めたきっかけが何か
 
この仕事を始める前に伝統がコンセプトのパーティースタイリングをしていた事がある。当時、韓国固有の布で様々な用途を拵えていたら自然に伝統の美しさ、「布の趣」に入れ込むことになった。(省略...)

-「ポジャギ文化」とは何か
 
ポジャギ文化は「布」が存在する全ての国にある文化だ。 つまり、布の種類ではなく「用途」なのである。
物をまとめることにとどまらず、どのような結びで終えるかによってビンを入れるバッグ、本を入れるバッグ、ピクニックの敷物、スカーフ、ハンカチなど多用することができる。

-創意的な包装のモチーフも新たに開発すると聞いた
 
簡単によく知られている結び目もあるが、ポジャギを活用して作ることができる包装技術を常に応用し
ようと考えている。度重なる試みを通じて、花、蝶、リボンなど多様なモチーフを開発した。(省略...)

-色々な包装方法の動画をホームページに公開したが、理由があるか
 
事実、ポジャギアートというのが耳慣れない分野であり、布の美しさと活用度を知らない人が多い。皆に
少しでも身近になってもらうため、包装技術の手法を気兼ねなく公開している。そうでなければ、ポジャギ
の活用度合いについて少しでも知ってもらえないと思う。

-いかにして、韓国固有の布文化を大衆化させようかと努力しているようだ
 
ポジャギは昔から伝わってきた私たちの遷移、文化だ。韓服を見ても分かること。韓服は世界的に注目
されている韓国固有の伝統文化だ。忘れられた韓国のものを現代的な感覚に合わせて新たにデザイン
し結び目を作り、普及する努力をしている。(省略...)

-単なるビジネスではなく、ポジャギ文化の世界化に向けて努力すると
 
外国人が多く訪れるインターネットサイトにポジャギアートの講義情報を掲載して、彼らを対象に包装の
講義を行うことができる機会を作ろうとしているところだ。

-「ポジャギアート」を世界化するためには、国家的な裏付けが必要そうだ
 
その通り。国家的な行事で大統領夫人らを対象に「フリーマーケット」を開き、ポジャギ文化について知ら
せる機会が設けられたらいいと思う。

実際、実用的なものを好む欧州諸国では、布の文化が「Furoshiki(フロシキ)」という名称で日本の布の
固有文化として紹介され、広く普及している。
韓国の「キムチ(※gimchi)」が日本の「キムチ(※gimuchi)」として知られたことのように、韓国伝統のものが他文化と認識されないよう、国家的にも大きな支えが必要だと思う。

-ポジャギアートデザイナーとしてやるせない思いでしょう
 
当然。だから韓国人たちがまずポジャギ文化を愛してくれることを望んでいる。(省略...)